皮膚には良性悪性含めていろいろな腫瘍があります。診断によって治療方針や予後が大きく異なります。専門医でなければ皮膚癌を見過ごしてしまうこともしばしばあります。また、ホクロが気になり取りたい方はたくさんいらっしゃると思います。レーザー治療などでは自費診療となることもありますが、手術などの方法を用いれば健康保険の適応となります。日帰りの簡単な手術で済みます。当院でも小さなものやごく早期の皮膚癌ならば手術や冷凍療法などの方法で治療は可能です。大きいものや進行癌などは適切な医療機関にご紹介いたします。当院では顔面などのものは傷跡ができるだけ目立たなくなるように工夫をした手術を行っています。

ダーモスコピー
 倍拡大鏡にゼリーをつけて、病変部(皮膚腫瘍など)を詳細に観察する検査です。主に悪性黒色腫をはじめとする皮膚癌の診断に用います。非侵襲的な検査ですので患部を傷つけることや痛い思いをせずに詳しく観察することができます。観察した画像はデジタルカメラで撮影保存することができます。その場で患者様ご本人にもその画像を見ていただくこともできます。(保険適応)