ウイルス性疣贅とは
ヒト乳頭腫ウイルスが皮膚に感染してごつごつとしたイボが生じます。多発する場合もあります。手足に生じることが多い病気です。ウオノメやタコと思い、市販の治療薬を使っている方もしばしば見かけます。診断によって治療法は大きく違いますのでできれば専門医の診察を受けることをお勧めします。
治療方針
液体窒素による冷凍療法が広く一般的に行われています。かなり強い痛みを伴うことが欠点です。苦痛で通院を断念する方もいます。そこで当院では痛みを伴わない治療も取り入れております(ビタミンD3軟膏外用、モノクロール酢酸塗布、漢方薬など)。診察時に相談しながら治療方針を決めます。処置を続ける際には1~2週間に1度の通院が必要です。数ヶ月の通院が必要になることが多いようです。